職場で安心して働くためには、仕事内容や待遇だけでなく、一人ひとりの人格や個性が尊重される環境づくりが欠かせません。
ライフグループでは、2026年7月1日付で「職場におけるハラスメント防止方針」を改定し、ハラスメントのない職場づくりに向けた取り組みを改めて明確にしました。
この記事では、ハラスメントの基本的な考え方や近年の法改正の動き、ライフグループの相談体制、そして従業員一人ひとりが意識したいポイントについてご紹介します。
ハラスメントとは、相手の尊厳や働く環境を損なう言動のこと

ハラスメントとは、相手に不快感や精神的苦痛を与えたり、働く環境を悪化させたりする言動を指します。
職場におけるハラスメントは、特定の人だけの問題ではありません。何気ない一言や、昔から続いている慣習のような言動でも、相手の受け止め方や状況によっては、職場環境に影響を与えることがあります。
代表的なハラスメントには、次のようなものがあります。
| 種類 | 簡単な説明 |
|---|---|
| セクシュアルハラスメント | 性的な言動により、相手に不快感や不利益を与える行為 |
| パワーハラスメント | 優越的な関係を背景に、業務上必要な範囲を超えて就業環境を害する行為 |
| マタニティハラスメント・ケアハラスメント | 妊娠・出産・育児・介護に関する制度利用等を理由とした不利益な扱いや言動 |
| カスタマーハラスメント | 顧客等からの著しい迷惑行為により、従業員の就業環境が害されるもの |
| 就活セクシュアルハラスメント | 採用活動等の場面で、求職者等に対して行われる性的な言動 |
| グレーゾーンハラスメント | 法令や社内規程上、明確にハラスメントと判断しにくいものの、相手に不快感や精神的苦痛を与え、職場環境を悪化させるおそれのある言動 |
特に大切なのが、グレーゾーンハラスメントへの意識です。
グレーゾーンハラスメントとは、法令や社内規程上、明確にハラスメントに該当するか判断が難しい場合であっても、相手に不快感や精神的苦痛を与え、職場環境を悪化させるおそれのある言動を指します。
「自分では冗談のつもりだった」「昔からこの言い方をしていた」という場合でも、相手の受け止め方や職場への影響によっては、周囲に負担を与えてしまうことがあります。だからこそ、ライフグループでは、明確なハラスメントだけでなく、判断に迷う段階の相談も広く受け付けています。
ハラスメント対策は「努力」から「体制整備の義務」へ
近年、企業に求められるハラスメント対策は大きく変化しています。
1990年代後半からセクシュアルハラスメント防止のための配慮義務が求められるようになり、その後、マタニティハラスメント、ケアハラスメント、パワーハラスメントなど、企業が対応すべき範囲は広がってきました。
さらに、近年は「自社の従業員間」だけではなく、顧客等からのカスタマーハラスメントや、採用活動における求職者等へのセクシュアルハラスメントにも注目が集まっています。厚生労働省は、2026年10月1日からカスタマーハラスメント対策および求職者等に対するセクシュアルハラスメント対策が事業主の義務になると案内しています。
参考:カスタマーハラスメント対策の義務化について(厚生労働省)
つまり、企業のハラスメント対策は「できれば配慮するもの」から、「会社として方針を示し、相談体制を整え、適切に対応するもの」へと変わってきています。
ライフグループが今回、規程および方針を改定したことも、このような社会的な流れを踏まえた取り組みの一つです。
ライフグループのハラスメント防止への取り組み
ライフグループでは、従業員一人ひとりが安心して働ける職場環境づくりを大切にしています。
そのため、冒頭でもお伝えしましたが、2026年7月1日付で「ハラスメント防止に関する規程」および「ハラスメント防止方針」を改定し、ハラスメントの防止、相談対応、相談者の保護について改めて明確にしました。
ライフグループには、人材、物流、住宅、IT、保険、車両整備など、多様な業種のグループ会社があります。働く場所や仕事内容が異なっていても、安心して働ける環境を守ることは、グループ全体に共通する大切な考え方です。
また、ハラスメント防止は、社内だけに向けた取り組みではありません。
ライフグループに興味を持ってくださる求職者の方や、お取引先、地域の皆さまに対しても、「安心して関われる企業グループ」であるために必要な取り組みです。
これってハラスメント?…「相談してよいか迷う場合」も相談できます

ライフグループでは、ハラスメントに関する相談窓口を設置しています。
相談は、実際にハラスメントが発生している場合だけに限りません。
たとえば、次のような場合も相談の対象です。
- 実際にハラスメントが発生している場合
- 発生するおそれがある場合
- 放置すると職場環境が悪化するおそれがある場合
- ハラスメントに該当するか判断に迷う場合
- グレーゾーンハラスメントに関する場合
「これはハラスメントなのか分からない」「自分だけが気にしすぎているのかもしれない」と感じることもあるかもしれません。
しかし、判断に迷う段階で相談できることは、問題を大きくしないためにも重要です。
ハラスメントに関する相談は、専用の窓口で受け付けています。
相談内容および個人情報は厳重に管理し、関係者のプライバシーを保護します。安心して相談できる体制を整えることも、ハラスメント防止における大切な取り組みです。
相談することは、誰かを責めるためだけの行動ではありません。
職場環境を守り、よりよい関係性をつくるための大切な一歩です。
相談窓口
株式会社ライフホールディングス ハラスメント相談窓口(内部監査室)
住所:石川県金沢市新保本四丁目65番地16
E-mail:naibukansa@lifeholdings-lg.com
一人ひとりの意識が、働きやすい職場をつくる
ハラスメントを防ぐためには、会社の制度や相談窓口だけでなく、日々働く一人ひとりの意識も大切です。
たとえば、次のような小さな確認が、職場の安心につながります。
- 相手の立場や状況に配慮した言い方になっているか
- 冗談のつもりでも、相手が不快に感じる内容ではないか
- 指導や注意が、業務上必要な範囲を超えていないか
- 妊娠・出産・育児・介護などの事情を否定する言動になっていないか
- 顧客対応や採用活動の場面でも、相手の尊厳を守れているか
ハラスメント防止は、特別なことではなく、日々のコミュニケーションを見直すことから始まります。
互いを尊重し、困ったときに相談できる環境をつくることが、ライフグループ全体の働きやすさにつながっていきます。
まとめ|安心して働ける職場づくりを、グループ全体で
近年、ハラスメント対策は企業にとってますます重要な取り組みになっています。
従業員間の問題だけでなく、顧客対応や採用活動など、社外の関係者との関わりにも対象が広がっている点は、今後さらに意識していく必要があります。
ライフグループは、これからも一人ひとりが安心して働ける環境づくりを進めていきます。
グループの取り組みや会社情報については、ライフグループサイトをご覧ください。
また、ライフグループでの働き方に興味をお持ちの方は、採用情報もぜひご確認ください。
