皆さんこんにちは、ライフグループ広報部です🌿
皆さんは普段の業務で、簡単な資料やSNS用の画像作成など、デザインに携わる機会って意外とありますよね。そんなとき、「うまくデザインができない」「どうすれば良くなるかわからない」って思ったことはありませんか?
感覚やセンスと思われがちのデザインですが、結論から言うとデザインはルールや原則によって成り立っています。うまくデザインできない人は、この原則を理解していないからなんです…!
デザインの原則はいろいろありますが、その中でも今回はレイアウト編「デザインの四原則」についてご紹介します💨
これを知っておくだけで、誰でもデザインのクオリティーが格段とアップするので、ちゃんと最後まで読んでくださいね…!
デザインの基本4原則ってなに?
デザインにおける美しさや効果は、ルールや原則に基づいています。その中でも、特に重要なのがデザインの基本4原則です。
- 近接:要素をグループ化
- 整列:要素を整列させる
- 対比:情報の優先度
- 反復:同じ特徴を繰り返す
デザインのレイアウトは基本的にこの4つの原則から成り立っており、これらの原則を理解して実行することで要素が整理され、わかりやすく情報を相手に伝えられるというメリットがあります。
これだけみても、意味わからないと思うので、一つ一つ原則について解説していきます!💨
近接
「近接」とは、関連のある要素同士の距離を近づけて情報をグループ化させることです。距離が近いものを同じグループとして捉えられます。
例えば、タイトルと本文を近くに配置することで、内容の関連性が明確になり、視覚的な整理がしやすくなります。
また、全体のバランスも取りやすくなるというメリットもあります。まずは、要素の間隔を大切にし、関連のある要素同士を近づけてあげるよう意識してみましょう!
メニュー表を参考に見てみましょう。
左のように要素同士が等間隔だと、どこがどの情報かわかりにくいですよね。見出しは色がついているとはいえ、パッと見て理解されにくいです。
ということで、要素同士の間に余白を入れてみました。隙間を調整してあげるだけで自然と3つのグループに分かれているように見え、関連性をすぐに判断できるようになります!
整列
「整列」とは、要素をルールに沿って配置してあげることです。
基本的な整列は次の4つになります。
- 左揃え
- 中央揃え
- 右揃え
- 上揃え
左揃えや中央揃えなどの配置方法を使うことで、読みやすさや理解しやすさを向上させてデザイン全体に統一感を出すことができます!規則正しい配置は視覚的な認識を助け、情報を分かりやすく伝える役割もあります。
では、メニュー表を整列の原則に従ってデザインを直していきましょう。
左側は、先頭は揃っていますが、値段がガタガタで見にくいですよね。値段のような同じ情報は一列にきれいに整列してあげましょう。
変更後が右の図です!はじめに比べ、規則正しいデザインになってきましたね。整列の原則に従って配置してあげることで、全体的のバランスも良くなりました✨
対比
「対比」とは、要素の違いを強調することです。
色やサイズ、形などの要素を変えることで、重要な情報を目立たせることができます。
重要な情報を強調させてあげることで、ユーザーの目にとまりやすくなります。伝えたい情報を確実に伝えることができますので、優先度の高い情報は強調するよう意識しましょう!
それでは、メニュー表を「対比」の原則に従って直していきましょう。
皆さんはメニュー表を見るとき、まず何を探しますか??🔍
ドリンクの項目を探す人が多いのではないでしょうか。ということで、ドリンクの項目を目立たせるためにフォントを大きくし、各飲み物(商品)より目立つようにデザインしていきます!
ドリンクの項目を大きくしたことにより、見る人の目に止まりやすくなります。
反復
「反復」とは、同じ種類の要素を繰り返し使用することです。これにより、デザイン全体に統一感や一貫性を持たせることができます!
例えば、同じ色やフォント、写真やイラスト・オブジェクトの色や形などがあります。
一番身近な例でいうと、このブログの見出しも反復の原則を利用しています!見出しのデザインを同じにすることでユーザーは混乱することなく読み進めることができます。
このように反復は、視覚的なリズムを生み出してくれるので、情報の理解や記憶を助ける役割を果たしてくれるのです!
それでは「反復」の原則に従って修正してみます💨
左のメニュー表は、各項目色が違います。たくさん色を使いたくなる気持ちはわかりますが、これだと統一感がないうえ、見る人が混乱しますよね。
ということで、見出しのカラーを同じにしてみました!左のごちゃついたデザインに比べ、すっきりと見やすくなりましたね!
まとめ
今回は、デザインの基本4原則について解説しました。
デザインの4つの原則を利用することで、素人感が出ていたメニュー表も、良い感じにデザインができました!基本的にデザインはこの4つの原則で成り立っています。
今回はメニュー表を例に説明しましたが、「SNSの投稿」「掲示物」「サムネ」などいろんな場面で役に立ちます。デザインをするにあたって非常に大切な知識なので、覚えておくと便利です✨
是非、活用してみてください…!